メールが来た
仕事場でふと時間ができて
窓際まで行って
エッジをつないで
メールのチェックをしたら
思いがけなく
きみのメールを見つけた
気持を抑えながら
接続を切り
席へ戻って
メールボックスを開ける
ゆっくりときみの言葉を読んでいく
なんてドキドキするんだろ
でも緩む顔を隠せない
だらしなく緩んだうれしい顔が
自分でもよくわかる
だれかが見たら
きっとどうしたのって聞くはず
そうしたらきっと我慢できずに
もっとうれしい顔になってしまいそう
でも隠さなきゃ
僕がきみを好きだなんて
誰かにばれちゃいけないから
まじめな顔で
仕事をしているふりをしよう
難しい話で
みんなを煙に巻こう
今日はもう
何ががあっても恐くない
きみのことばがここにあるから
|
